「格安SIMに変えたら、今の電話番号も変わってしまうの?」
スマホ代を少しでも安くしたいと思っても、電話番号が変わるとなると困りますよね。
家族や友人だけでなく、学校や職場、ネットショッピングなど、いろいろなところに登録している電話番号を変更するのは大変です。
そのため、
「電話番号が変わるなら、今のままでいいかな」
と乗り換えをためらっている方もいるかもしれません。
でも、MNPという仕組みを利用すれば、今使っている電話番号をそのまま格安SIMへ引き継ぐことができます。
この記事では、格安SIMが初めての方にもわかるように、電話番号をそのまま使う方法や乗り換えの流れ、事前に確認しておきたい注意点をわかりやすく解説します。
格安SIMに乗り換えても電話番号はそのまま使える
格安SIMへ乗り換えても、今使っている携帯電話番号をそのまま使うことができます。
そのために利用するのが「MNP」という仕組みです。
MNPを利用すれば、現在使っている「090」「080」「070」などから始まる携帯電話番号を、乗り換え先の通信会社でも引き続き利用できます。
大手キャリアから格安SIMへ乗り換える場合でも基本的な考え方は同じです。
つまり、
「格安SIMに変えると電話番号まで変わる」
ということではありません。
今まで使ってきた電話番号を残したまま、通信会社だけを変更できます。
MNPとは?電話番号をそのまま引き継げる仕組み
MNPとは「Mobile Number Portability」の略です。
英語で見ると難しく感じるかもしれませんが、
「スマホ会社を変えても、今の電話番号をそのまま持っていける仕組み」
と考えるとわかりやすいでしょう。
MNPを利用すれば、格安SIMへ乗り換えるたびに電話番号を変更する必要はありません。
家族や友人、学校、勤務先などに新しい電話番号を知らせる手間も省けます。
MNP予約番号が必要な場合もある
乗り換え方法によっては、現在契約している通信会社から「MNP予約番号」を取得して、新しい通信会社へ申し込む方法があります。
MNP予約番号には有効期限があります。
大手キャリアでは、予約当日を含めて15日間としているケースが一般的です。
ただし、乗り換え先によっては、「有効期限が10日以上残っていること」など、申し込み時の条件が設定されていることがあります。
MNP予約番号を取得したら、あまり日にちを空けずに手続きを進めると安心です。
MNPワンストップなら予約番号がいらない場合もある
現在は「MNPワンストップ」という仕組みに対応している通信会社もあります。
MNPワンストップに対応している通信会社同士でオンライン手続きをする場合、事前にMNP予約番号を取得しなくても乗り換えを進められることがあります。
以前のように、「今の通信会社で予約番号を取得してから、乗り換え先へ申し込む」という手間を省ける場合があるということです。
ただし、すべての通信会社や申し込み方法が対応しているわけではありません。
乗り換えたい格安SIMの公式サイトで確認してから手続きを進めましょう。
電話番号をそのまま格安SIMへ乗り換える手順
電話番号を引き継いで格安SIMへ乗り換える流れは、大きく4つに分けられます。
STEP1 乗り換えたい格安SIMを決める
まずは、自分の使い方に合った格安SIMを選びます。
料金だけを見るのではなく、
・毎月何GBくらい使っているか
・電話をどのくらい利用するか
・普段使う場所で通信できるか
・今使っているスマホが対応しているか
といった点も確認しておきましょう。
月額料金だけを見て選ぶより、自分の使い方に合ったプランを探すことが大切です。
STEP2 MNPの手続きをする
乗り換え先がMNPワンストップに対応している場合は、乗り換え先の申し込み画面から手続きを進められることがあります。
MNPワンストップを利用しない場合などは、現在契約している通信会社でMNP予約番号を取得します。
予約番号を取得した場合は、有効期限も忘れず確認しましょう。
STEP3 格安SIMを申し込む
次に、乗り換えたい格安SIMへ申し込みます。
ここで気をつけたいのが、「新しい電話番号で申し込む」のではなく、「今の電話番号を引き継ぐMNP」を選ぶことです。
SIMカードを利用する場合は、申し込み後にSIMカードが届きます。
eSIMに対応しているサービスなら、SIMカードの到着を待たずに設定できる場合もあります。
STEP4 回線を切り替える
SIMカードが届いたら、通信会社の案内に沿って回線を切り替えます。
切り替えが完了すれば、新しい格安SIMでも今まで使っていた電話番号を利用できます。
ここで注意したいのが、MNPが完了する前に現在の通信会社を自分で解約しないことです。
MNPでは、乗り換え先での手続きが完了すると、それまで利用していた通信会社の契約が終了する仕組みが一般的です。
先に解約してしまうと電話番号を引き継げなくなる可能性があるため、自己判断で解約しないようにしましょう。
電話番号が同じでも変わるものがある
電話番号をそのまま引き継げても、現在利用しているサービスがすべてそのまま残るとは限りません。
乗り換える前に確認しておきたいものがあります。
キャリアメールが使えなくなる場合がある
代表的なのが、大手キャリアで利用しているメールアドレスです。
たとえば、
「@docomo.ne.jp」
「@au.com」
「@softbank.ne.jp」
などがあります。
通信会社を乗り換えることで、これまでと同じ条件では利用できなくなる場合があります。
現在は、乗り換え後も有料でメールアドレスを継続利用できるサービスを提供している通信会社もあります。
買い物サイトや学校、各種サービスの登録にキャリアメールを使っている方は、乗り換える前に確認しておきましょう。
通信会社独自の割引が終了することもある
現在利用している通信会社独自の割引が、格安SIMへの乗り換えによって終了する場合もあります。
たとえば、
・家族割
・自宅のインターネットとのセット割
・特定サービスとのセット特典
などです。
「格安SIMにすると月額料金はいくらになるのか」だけでなく、現在受けている割引がなくなった場合も含めて比較すると判断しやすくなります。
格安SIMに乗り換えるとLINEはどうなる?
格安SIMへ乗り換えただけで、「LINEのデータが自動的に消えるわけではありません」。
今使っているスマホをそのまま利用して、通信会社だけを変更するのであれば、格安SIMへ乗り換えたことを理由にLINEを最初から設定し直す必要は基本的にありません。
ただし、乗り換えと同時にスマホ本体も買い替える場合は注意が必要です。
スマホも買い替えるならLINEの引き継ぎを確認する
新しいスマホへ変更する場合は、LINEのアカウント情報やトーク履歴のバックアップなどを事前に確認しておきましょう。
ここで覚えておきたいのは、
「格安SIMへの乗り換え」と「スマホの機種変更」は別の手続き
ということです。
通信会社だけを変更するのか、スマホ本体も一緒に変更するのかによって必要な作業が変わります。
今使っているスマホもそのまま使える?
電話番号だけでなく、現在使っているスマホ本体をそのまま利用できる場合もあります。
「格安SIMにしたら、新しいスマホまで買わないといけないの?」
と心配している方もいるかもしれません。
必ずしも新しいスマホへ買い替える必要はありません。
乗り換え前に動作確認端末をチェックする
注意したいのは、どのスマホでもすべての格安SIMで利用できるとは限らないことです。
格安SIM各社では、利用できるスマホを「動作確認端末」などとして公開しています。
申し込む前に、自分が使っているスマホのメーカー名と機種名を確認し、乗り換え先の公式サイトで対応状況を確認しましょう。
今のスマホをそのまま使えれば、新しく端末を購入する費用も抑えられます。
今使っているスマホをそのまま利用できるかについては、関連記事でも詳しく解説しています。
関連記事:格安SIMは今のスマホのまま乗り換え可能!分割払いが残っていても大丈夫
家族で格安SIMへ乗り換えるなら契約名義も確認する
家族分のスマホをまとめて格安SIMへ変更したい場合は、誰の名義で契約しているのかも確認しておきましょう。
たとえば、
「家族のスマホをすべて夫名義で契約している」
「自分のスマホだけ自分名義になっている」
といったケースがあります。
普段スマホを使っている人と、契約者が同じとは限りません。
現在の契約者と乗り換え先の名義を確認する
MNPでは、契約者名義について条件が設けられている通信会社があります。
名義が違う場合、そのまま乗り換えられるケースもあれば、追加の手続きが必要になるケースもあります。
家族で乗り換えるときは、「誰が使っているスマホなのか」だけでなく、「誰の名義で契約しているのか」まで確認しておくと、申し込みの途中で慌てにくくなります。
電話番号が変わるのが不安でも格安SIMを諦める必要はない
スマホ代を見直したいと思っていても、
「手続きが難しそう」
「電話番号が変わったら困る」
「家族や知り合いに新しい番号を知らせるのが面倒」
と考えると、なかなか乗り換えに踏み切れないものです。
しかし、MNPを利用すれば、今まで使っていた電話番号をそのまま引き継ぐことができます。
格安SIMへの乗り換えは、今まで使っていたものをすべて新しくすることではありません。
電話番号やスマホを残したまま、毎月の通信費を見直せる場合もあります。
まずは現在の料金明細を開いて、
「毎月いくら払っているのか」
「何GB使っているのか」
「どんなオプションに入っているのか」
を確認するところから始めてみましょう。
まとめ:格安SIMでも今の電話番号はそのまま使える
格安SIMへ乗り換えても、MNPを利用すれば今使っている携帯電話番号をそのまま引き継ぐことができます。
また、MNPワンストップに対応している通信会社なら、MNP予約番号を事前に取得せずに手続きを進められる場合もあります。
電話番号が変わるのが心配で格安SIMへの乗り換えを迷っていた方も、その点については必要以上に心配する必要はありません。
ただし、乗り換える前には、
・キャリアメール
・現在利用している割引
・スマホの対応状況
・契約者名義
などを確認しておきましょう。
「今の電話番号やスマホをできるだけ残しながら、毎月のスマホ代を見直せないか」
という視点で比較すると、自分に合った格安SIMを選びやすくなります。
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